既製のパソコン


 パソコンは、カスタマイズの度合いに応じて、「既製パソコン」、「BTOパソコン」、「自作パソコン」に分類されます。どれを選んだらいいのか、悩ましいところがあるかと思います。パソコンは数万円から20万円近くと、値段の幅も広いですね。自分に合ったパソコンを選ばないと、無駄な買い物にもなりかねません。
 ということで、本コーナーでは、既製パソコンについて、かいつまんで解説したいと思います。

 「既製のパソコン」とは、NECや富士通のパソコンのように、「メーカー側があらかじめスペックなどを決定した完成品」のことを指して、このように表現しました。

「既製のパソコン」のメリット(長所)は、

・ラインナップされている製品から選ぶだけなので、ラク。
・アプリケーションソフトが多数入っている。
・サポート体制がしっかりしている(初歩的な操作方法も電話で教えてくれる)。

 ・・・と、とにかくラクで安心というメリットがあります。パソコン購入が初めてという方には最適です。一方、デメリットは、

・値段が高い!(広告宣伝費やソフト代金などが含まれるため)
・要らないソフトまで入っている。
・自分の希望する「最適なスペック」を選べない。

 などです。つまり、初心者でも安心して買えるという長所がある一方で、値段の高さや不自由さといった短所もあります。過去にパソコンを購入されたことがある人など、最低限の知識を持っている方にとっては、やや物足りなさを感じるかもしれません。